おかげさまで昨年の宮古島に引き続き、本年も社員研修旅行が実施されました。本年の行先は北海道！真冬の北海道に「どのくらい寒いの？」「靴は普通で大丈夫？」と皆で心配をしつつも無事に旅を終えられましたので、その様子をご報告したいと思います。
私は特別に配慮頂き、祖母の家にも行きましたのでそちらもチラリとご紹介します。
「エスコンフィールドHOKKAIDO」
日本ハムファイターズの本拠地エスコンフィールドは、個人的に今回のメインイベントと目すほど期待大でしたが、その期待を裏切らない見どころ満載の球場でした。
エスコンがあるのは千歳空港と札幌の間にある北広島市。その総合運動公園の内20ヘクタールがボールパークに生まれ変わったそうです。ボールパークには球場だけでなく、レストランやクボタの農業学習施設まで様々な施設があり、シーズン外でも楽しめる街づくりがされていました。
今回はスタジアムツアーに参加し、笑顔の素敵なファイターズガールさんの案内で普段は入れないところまで見学しました。
まずはダイヤモンドクラブシート。これは1階のバックネット裏のVIP席で料金は１シーズン100万円ほどするそうです…！打席がとても近いのはもちろん、広くて座り心地の良いシートがプレミアム感満載です。また、このシート専用のラウンジがあるそうで、見学はできませんでしたが、そのラウンジへの階段も高級感がありました。
次はファイターズのベンチに隣接するダグアウトクラブシート。こちらはフィールドが目の前で、ベンチと同じ目線で観戦できるシートでした。こちらにもラウンジがあり、そこから記者会見を行うインタビューエリアを見ることができます。
次にファイターズのベンチ。球場のベンチには初めて足を踏み入れたのですが、想像以上に広くて驚きました。後ろのベンチは座面のすき間から温風が出ており、細かな配慮を感じます。そして前のベンチの両サイドには何やら背もたれの大きいベンチが…これは新庄監督専用席ということでした！
最後にフィールドを歩き、選手と同じ目線を体験しました。ファンの方一人ひとりの顔が見えそうな近さです！
実は最初エスコンに入った時、皆口々に「小さいな…」と感想を漏らしていたのですが…。そう思うくらいにフィールドや客席に一体感がある球場でした！
「札幌雪まつり」
コロナの影響で縮小されていた雪祭りも、今年はすべての会場で開催されていました。札幌の街はとってもにぎわっていて、インバウンドの回復を肌で感じました。
雪祭りですが、大通り会場には市民の方が作られたかわいらしい雪像から大迫力の雪像までたくさんの雪像がありました。私は朝早くに行ったので、前日降った雪を払うメンテンナスをしているところを見ることができました。人が間近に立つとその大きさを実感してより一層迫力を感じます。すすきの会場には美しい氷像が並んでいました。中には、氷の中に魚が閉じ込められているユニークなものも！雪像も氷像も大きく・手が込んでいて、北海道民の雪まつりに掛ける情熱をビシビシ感じました。
「小樽」
小樽は札幌から北へ1時間もかからない場所にある、日本海に面した港町です。運河と古い石造りの建物が雪で彩られてとても美しかったです。小樽で見られる石造りの倉庫の多くは“木骨石造”という構造だそうです。防火を目的に広まった工法で、夏は涼しく冬は暖かい特性があったので小樽の倉庫によく使われたとのことでした。現代は薄い・軽いが求められることが多いですが、厚みや重みの魅力を再認識しました。
小樽は古い町並みだけでなく、海辺ならではの海鮮が食べられるお店や充実したお土産屋さんがギュッと詰まっていて、街歩きに最高な場所でした。札幌に比べると雪も多く寒かったのですが、皆さん思い思いに楽しんでいました！
「食事」
北海道といえばやはり食事も楽しみの一つだと思います。ジンギスカンに海鮮にと北海道らしい食事を楽しみました。2班に分かれて出発し、2泊3日の合流する中日で社員全員での夕食で出てきたのは、新鮮なお刺身や石狩鍋！あれもこれもとおなかがいっぱい過ぎてもうひとつ胃が欲しいくらいでした。そこでは2月生まれの社員の誕生祝いもあり和気あいあいと過ごしました。朝市では、早朝6:30から皆さん海鮮丼を楽しんでいました。（私は子供とホテル朝食でした…残念）
「祖母の家」
私の祖母の家は、北海道では一般的な急勾配屋根の家です。雪国らしく、玄関先には風除室という雪や風を避ける小部屋があり、暖房はFF式ストーブです。古い家なのですがリビングのサッシは樹脂サッシでした。2月の北海道は雪が多くて寒いのですが、室内は関西の住宅の室内温度より暖かくしているように感じます。雪景色を見ながらぬくぬくとできるのは何とも贅沢だなあと再認識しつつ、家族でジンギスカンを食べて、雪遊びをして過ごしました！とても充実した2泊3日の旅になりました。また次回を楽しみにして、日々の業務に精進していきたいと思います。
