稲刈りのシーズン

リノベーション部 明石美智子

稲の穂が黄金に輝き大きく稲穂をたれる季節。
10月も半ばを過ぎ、稲刈りシーズンも終わりに近づいてきました。

つい先日までは真夏の炎天下の中、青々として風になびくと「さわさわ」と涼しげな音がしていたのですが、暑さも和らぎ、ふと気づくと金色の絨毯へと変わっています。

天高く馬肥ゆる・・・の季節到来。
コンバインが進むと刈り取られた田んぼはすっきりと散髪したように平地に早変わりです。
栽培される稲の種類はコシヒカリ、キヌヒカリ、どんとこいのほか、山田錦(酒米)などなど。
農家さんによって様々のようです。
稲は大きく分けると、「うるち」と「もち」に分かれますが、食する方は「うるち」
で、沢山の種類があるそうですね。

地域の神社も何やら賑やかな様子。
「五穀豊穣」を祈念して秋祭りも盛んにおこなわれています。
10月のはじめに吉川町を走っていると、若宮神社さんに沢山の人が集まっていました。
普段は人通りのない田園地帯ですが、神社にはたくさんの幟が立ち、馬の姿も見えます。
いつもとは違う活気に満ちていました。
後で調べますと、毎年10月の第一日曜日に行われる秋祭りだったようですが、なんと・・県の重要無形民俗文化財に指定されているそうです。
別名ヤホー神事と言われ、室町時代から始まった祭りだとのこと。
「ヤホー」は神楽歌の「イヤァホー」というかけ声からつけられたと言われているそうです。
田舎の祭りは本当に味わいがあります。
一般の方も見学できるようですので、興味のある方は見学に行ってみてください。

我々も地鎮祭などで神社さんにはお世話になります。
若宮神社さんにもお世話になったことがあります。
神主様の祝詞は静かな現場で深く響き、神聖な気持ちになります。
秋祭りの舞いや謡いも一度体験したいです。
身体の中の先祖からのDNAの記憶が呼び起こされ、わくわくどきどきするかもしれませんね。

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