ピザ窯【社長Blog on 木心通信vol.177】

平尾工務店 代表取締役 平尾博之

当社の初代ピザ窯を、再度(二回目)移転いたしました。
「初代」と言っても、二代目以降は有りませんが・・。

当社が住宅事業の営業の一環で、お客様に農業体験をして頂こうと営業用農園の「木心ファーム」を本社近くに開設したのが、ピザ窯製作につながる動機でした。
農園作業の後に、皆さんにバーベキューを楽しんでいただく東屋を最初に建設しました。次に、「何か新たな食の体験イベントがないか?」と考え、自作ピザを窯で焼いて召し上がって頂こうと、製作する事になりました。
セルフビルドの簡易なピザ窯作りではなく、折角なら本格的なピザ窯にしようと、作れる専門家を探していたところ、私の妻の知り合いに職人さんがおられる事が分かり、依頼しました。

耐火煉瓦は、岡山の専門業者さんに発注し、その他の材料も自前で調達して製作した思い入れのあるピザ窯になりました。
完成後は、お客様のイベントはもちろん、社内のクリスマスパーティー等にも使い、社員みんなの自慢の窯に育ちました。
しかし、6年くらい前に窯の有る敷地の隣接に工場が建設させることになり、イベント開催地としては適地でないとの判断から、一回目の移転工事を行いました。
勿論、ピザ窯だけでなく、農園も東屋も含めた大移動になりました。本業で工事の依頼をしていた家引き屋さん(家を建ったまま移動させる専門家)に相談し、ピザ窯を基礎のまま、別の当社敷地に移転をしたのです。新天地でのピザ窯は、従前通りにお客様のイベントでは活躍してくれていましたが、コロナ禍の始まりでイベント開催もままならない状況となり、ここしばらくは休業状態になりました。

ひょんなことで、社内の雑談の中で、「折角のピザ窯がもったいないね・・」という話になり、「じゃあ、バームクーヘンやパン焼きの窯もある菓子工房の近くに動かして、社員が手軽に使えるように移動しよう!」と、今年2月頃に決定しました。
今回も以前の家引き屋さんに依頼し、念願かなって桜の満開の4月初めに二度目の移転が完了した、という経緯です。

当社の住宅営業の最前線を傍らで体感し、新規事業のお菓子事業を身近に見ながら、ピザ窯が今後の当社の発展の生き字引の様に末永く見守ってくれる事を念じているところです。

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ピザ窯製作記

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