110周年【社長Blog on 木心通信vol.166】

平尾工務店 代表取締役 平尾博之

単純な計算でいくと、祖父が40年、父が40年、そして私が30年という事になるのでしょう。
建築を我が家の生業としてスタートし、今年で丸110年が経ちました。創業110周年という節目です。
企業の平均寿命が30年と聞いたことがあります。その点から考えると、先代二人は、企業の平均寿命を超えて頑張って来た、優れた経営者だったのかもしれません。

もちろん、会社の存続には社会や周囲の環境に左右される側面は大きくあると思います。我が社においても、地域の成長と共に仕事が継続的に有り、住宅事情の急激な改善の時代と時を同じくした事は幸運な時代でした。
こつこつと木造建築をやっていた祖父の傍で、木造から鉄筋コンクリートや鉄骨造の丈夫さ(耐火性や骨組みの寿命の点で)が求められると読んだ父親は、木造からの非木造へ転換をしました。
そして、環境保全や健康面での木造の優位性を考えた現在の自然素材系建物への緩やかな移行と、同じ建築業でもその内容は時代に合った形での変化を当社なりに行ってきました。

勿論、会社の営業方向だけではなく、地域社会の理解、その仕事内容に適した社員の参加(入社)、技術の優れた協力業者さんとの協業、という恵まれた環境が有りました。
また、何よりも会社の考えや社員・業者さんの人柄に惹かれてご支援頂いた有難い発注者様各位は、何よりの当社の宝です。
110年を顧みると、社員・協力業者さん・地域社会といった多くの関係者のご支援・ご協力・ご理解の賜物と感じます。

そんな節目の時期に、多くの関係の皆様をお招きして、共に楽しめる「110周年記念コンサート」を企画いたしました。
110周年を迎えられたのも、多くの関係者様との「人と人の調和(ハーモニー)の賜物」という意味を込め、男性の5人組のアカペラによるコンサートです。
一人ひとりが役割を遂行する事での『調和が創る芸術』を、堪能して頂ければと思うところです。

これからも、多くの関係者との「調和(ハーモニー)」を大切に、頑張って参る所存です。
変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。

SNSでも情報発信中!

  • 平尾工務店のfecebookページへ
  • 平尾工務店のinstagramページへ
  • 平尾工務店のpinterestページへ