ヒートショック【社長Blog on 木心通信vol.162】

平尾工務店 代表取締役 平尾博之

「10年に一度の大寒波到来」というニュースが流れました。
また、急な冷え込みや猛暑の始まりという時期には、高齢者や病気の方が救急車で搬送される事や、場合によってはお亡くなりになる事例が急増するのもそんな季節の変わり目の時期が多いように感じます。
自宅に居て、室内の急な温度差での「ヒートショックが原因で・・」の事例が報道される事もあります。
地球温暖化の影響で、大寒波や豪雨・超大型の台風の発生等で世界的な自然災害が近年激増している様に感じます。
私たち人間も、食生活の多様化や日常の生活環境の快適化で、昔の様なたくましさが徐々に失われつつあり、自然環境への適合性が弱くなっているのが現実問題かもしれません。

住宅という「器」の役割も、外敵から身を守り、雨風を凌ぐという最低限の役割から、多様な役割が求められています。
その一つが、住宅内部の温度環境の平準化に有ります。
「ヒートショックを無くす」というテーマです。
冬、温かい居室から出てヒンヤリとしたトイレや脱衣室に移動して、温度差で血管が委縮し血流に変化が生じ倒れる、といった現象がヒートショックです。
昔のすまいでは当たり前の「住宅内温度差」ですが、気候の異常さや人体の適応力の弱体化で事が大きくなっているのではないでしょうか。私たち住宅事業者(新築や改修)にとっても、「ヒートショック対策」が近年の大きな命題となりました。
片や、最近ではエネルギー資源の高騰で、電気代等の光熱費が家計の負担になり、機械的な暖冷房にのみ依存した室内の温度対策だけでは唯一の解決策ではありません。

当社が推奨する自然素材での快適な住環境づくりの提案は、無垢木材や漆喰壁での「温暖化」「断熱化」を提案し、日々の光熱費等のランニングコストを最小に節減して頂けることを願っての内容です。
「快適な住まいを創る」と同時に、「カーボンニュートラル」という世界的な環境問題に対する地球全体の命題に対する「一人ひとりができる環境問題対策」でもあります。
これからも引き続き、『人と自然に優しい住まいを・・』、提案したいと思っています。

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◆宝塚モデルハウス
厳選された国産の木材や自然素材をふんだんに使用した「木心の家」シリーズです。

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近代建築の三大巨匠フランク・ロイド・ライトの有機的建築の思想を継承した「オーガニックハウス」シリーズ。
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