【木心通信Vol.131】社長Blog

平尾工務店 代表取締役 平尾博之

一年を振り返って

早いもので、一年があっと言う間に過ぎてしまいました。
当社の決算期が六月末締めですので、会計年度の始まりです。
振り返ると、昨年の七月から年末までの半年は、芦屋マンションとモデルのオープンに向け、工事の完成とオープンの企画立案で慌ただしく時間が過ぎました。初めての芦屋地区での自社プロジェクトで、人・もの・金銭等の全ての面で緊張しての取り組みでした。
お陰様で、立派なマンションとモデルが完成し、各方面から良い評価を頂いておりますので、これからの運営が楽しみなスタートになりました。

年が変わって、「今年はオリンピック景気も一段落で、建設業界も厳しい年になるのでは」と予想していたところに、「コロナ肺炎感染症」という全世界的な異常事態が発生してしまい、一挙に『臨戦モード』・『自粛体制』に突入しました。
飛び込んでくるニュースは、連日「世界大恐慌以来の落ち込み」とか「世界経済がGDPで半分以下になるのでは?」や「世界経済の落ち込みからの回復に三年近く必要では?」といった、恐ろしい様な数字が並ぶ悲観的な情報ばかりでした。
当社の受注状況も、年末から年始に掛けて終了する工事が多かった関係で、先行きに大きな不安を抱えた決算期後半の始まりを経験しました。
幸いにも、1月後半に複数の工事受注が重なりましたので、それ以降は少し安堵しましたが、感染対策という未知の分野での取り組みを体験し、緊張感のある日々を過ごしてきました。

後半期の様変わりの中、いつに無く慌ただしくあっという間の一年でしたが、お陰を持ちまして社員や家族に大きな災いも無く、無事健康で今日まで過ごせた事には、感謝の気持ちでいっぱいです。
コロナ感染症については、まだまだ二波・三波の心配がありますので気を緩められない状況ですが、厳しさの予想される今後の経済環境に対しても、社員一丸で前向きに取り組みたいと思います。
「ウイルス」だけでなく、もっと怖い「弱気の病」に感染しないよう、これまで以上に新しい事や従前の事業に誠心誠意取り組んでまいりたいと思いますので、7月からスタートした新しい会計年度につきましても、変わらぬご支援とご協力を心からお願い申し上げます。

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