イェニ・ラク

住宅営業部 

私は2年前トルコ旅行に行ったのですが、時々その時の事を思い出しては異国情緒、オリエンタリズムを感じたくなります。

現地ではイスタンブール・カッパドキアなどに赴きトルコの世界遺産を見たり、トルコ人の方と交流したり、各地にいる沢山の猫ちゃんと戯れたり……10日間のツアー旅行でしたが色んな体験をしたことを覚えています。

トルコは食べ物もおいしくて日本でも有名なケバブ、トルコアイスを始めとし、サバサンドやリンゴチャイ、ざくろジュースなども名品です。

今回は「ラク」というトルコのお酒をご紹介します。

ラクとは、地中海で採れるセリ科の植物・アニスで香りづけをした蒸留酒で、ブドウから作られているお酒です。中でも「イェニ・ラク」というブランドのラクが有名ですが、「イェニ」とはトルコ語で「新しい」の意味があります。広大な宮廷建築で有名な世界遺産のトプカプ宮殿も、新しい宮殿という意味で元々「イェニ・サライ」とも呼ばれていました。

トプカプ宮殿 大会議室
トプカプ宮殿 ムラート三世の寝室

当時は私自身まだお酒の味に慣れておらず、その独特の香りと味で途中から飲むのをやめてしまったのですが……

もう一度挑戦してみようと思い先日トルコ料理専門店へ行ってきました。

トルコにおいてラクは庶民的なお酒として親しまれています。普通は無色透明ですが、水で割ると白濁する性質を持っており、その性質からトルコ語では「アスラン・スュテュ(獅子の乳)」とも呼ばれています。アルコール度数は45度なので、飲みすぎには注意です。

 

トルコの肉団子「キョフテ」と一緒に頂きましたが、鼻に抜けるアニスのスッキリとした香りがトルコ料理特有のスパイスを引き立たせていてとても美味しかったです!日本酒には日本料理が最も合うように、国の地酒はその国の料理と一緒に飲むのが一番だなと実感しました。

是非、皆さんもトルコ料理を食べる時はラクに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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